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外国人のマナー。電車での爆音イヤホン。あなたは注意しますか?

  • 6月13日
  • 読了時間: 3分

みなさん、こんにちは! 株式会社グランジュテ・インスティテュートの今泉麻衣子です。


現役プライベートジェットCAとして20年、世界87カ国・VVIP3,000人以上と向き合ってきた経験をもとに、異文化コミュニケーションと、ホスピタリティについてお伝えしています。


今回は、日常の中で出会った小さな異文化エピソードをお届けします。


みなさんにとって「あるある!」な話を、気軽に、時に真面目にお届けできたらと思います。



電車で隣の人の音漏れが大きかったら



ある日の電車での話です。


隣に座った外国人の男性のイヤホンから、大音量で音漏れしていました。 周りの乗客は、ちらりと視線を向けるものの、誰も何も言いません。 静かに不快そうな表情をするだけです。


日本の電車でよくある光景。 さて、あなたならどうしますか。声をかける?それとも黙って我慢する?


「言って、もし相手が怒ったら?」「うまく伝わらなかったら?」「そもそも英語で何て言えば……?」


実際、私は丁寧な口調で声をかけました。 相手は知らないふりをしたので、少し時間を置いてもう一度。


また無視されたので、時間を置き改めて声を掛けました。(少し厳しめに)


「あなたの国ではOKかもしれないけれど、ここではマナー違反なので辞めてほしいの」と。

そこでようやく彼は顔を上げて「OK」と、音楽を止めてくれました。



NOと言われなければOK



外国人の方のマナーを批判したい訳ではありません。


彼の気持ちを勝手に推察すると「直接誰かに迷惑をかけているわけじゃない。 ノーと言われていないなら、OKだ」でしょうか。


実際これは、多くの国で当たり前の感覚です。

直接的な被害がない限り問題ない。 ダメなら誰かが言ってくれる。 言ってこないということは、大丈夫ということだ。


だから、周りがちらちらと見ていても、気にならなりません。

日本ならではの「目線を送る=やめてほしいサイン」は、彼には届いてなかっただけです。



文化の前提が違うから起こった



異文化視点でみると、相手の国の文化を考えるのと同様に、日本の文化に目を向ける必要もあります。


日本は言わなくても察してくれる。 空気を読んで、自分からセーブする。 迷惑をかけていなくても「もしかしたら迷惑かも」と考えて、先に抑える。


これは本当に美しい文化だと思います。 でも、この「察してほしい」は、伝わらない文化圏が世界の大半です。


爆音イヤホンの彼だけが悪いのではなく、文化の前提が違っていただけです。


そして「ノーと言われていないからOK」「ノーと言われていないからイエス」という感覚は、ビジネスの場面でも日常の場面でも、これからどんどん増えていくでしょう。



異文化コミュニケーションの秘訣は、1回で伝わるとは思わないこと




私は彼に対して、3回伝えて、やっと彼は顔を上げてくれました。


「言ったのに無視するなんて失礼だ」ではなく、「1回じゃ届かないこともある」と思えると、気持ちが楽になります。


伝わらなかったのは、あなたのせいでも、相手のせいでもない。 ただ、前提が違っただけ。伝わらなければ、もう一度言えばいいんです。


異文化コミュニケーションは、言語の取得、相手の文化の理解、日本文化の理解などやることは山ほどあります。

だけど大切なのは、もっと手前の「前提が違う」というマインドです。 これさえ持っておけば、一歩が踏み出しやすくなります。


あなたはこの場面、どうするでしょうか? 正解はありません。ぜひ教えてください。



異文化について、一緒に考えませんか



異文化コミュニケーションや真のホスピタリティを伝えることが、私の使命だと思っています。


研修・講演のご依頼は、HPよりお気軽にご相談ください。

インバウンド対応、グローバルチームの育成など、現場の課題に合わせてご提案しています。

 
 
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