グローバル人材研修を日本と韓国で|Tim Jeong Global Consulting 業務提携記念対談(前半)

みなさん、こんにちは! 株式会社グランジュテ・インスティテュートの今泉麻衣子です。
現役プライベートジェットCAとして20年以上、世界88カ国・VVIP数千人と向き合ってきました。 その経験をもとに、いまは企業や組織のホスピタリティ研修をおこなっています。
このたび、韓国の Tim Jeong Global Consulting と業務提携をいたしました。
代表のティム・ジョンさんは、韓国語と英語の両方で研修とコーチングをおこなう、企業研修講師でありエグゼクティブコーチです。
今回は、提携を記念しておこなった対談を、前半・後半の2回に分けてお届けします。 前半は、私たちの出会いと、提携の理由についてです。
出会いは14年前。出張の航空券の手配だった

今泉:ティムさんと初めて会ってから、もう14年になりますね。
ティム:14年とは……ずいぶん経ちましたね。
今泉:当時私たちは、仙台に本社を置く国際業務会社で働いていました。幼児向けの英語教材を開発・販売している会社です。ティムさんは、その教材を使う先生たちを指導するグローバルトレーナーとして、ソウルを拠点に世界中を回っていましたよね。
ティム:はい。その出張を手配してくれていたのが麻衣子さんでした。モンゴル、ロシア、インド。私の出張の裏側には、いつも麻衣子さんがいました。
今泉:私は社長秘書をしながら、世界中のトレーナーのビザやフライト、ホテルを手配していました。モスクワのときは大変でしたね。
ティム:あれは私が乗り継ぎに乗り遅れたからです(笑)麻衣子さんが、航空券もホテルも、全部取り直してくれて。おかげでモスクワの街を楽しめました。
今泉:その後ティムさんは仙台本社に転勤し、日本のチームのリーダーになりましたよね。同じオフィスで働いていた時期もあります。私もちょうどそのころ、プライベートジェットの新人客室乗務員を育てる側になりました。
ティム:密に働いていたのが懐かしいですね。チームをどうまとめるのか、企業文化とは何なのか。真剣に考えるようになったのは、あのころからです。
二人に共通していた「人」という軸

今泉:ティムさんは数か月前に独立したんですよね。その前は4年ほど、コンサルティングと研修の会社に在籍されていましたが、なぜ飛び出したのでしょうか?
ティム:ひとことで言えば「成長」です。私の根本的な原動力は、成長したいという強い願いです。 前の会社に入ったときは成長できる余地がありました。でも4年経って、より成長を求めたくなり、次のフェーズに進みました。
今泉:ご自身のための成長、ということですか。
ティム:はい。正直、少し利己的ですよね。でも自分が成長できる方法は、他者を助けることなんですよ。なぜなら、人に教えているときに、いちばん学びがあると思っているからです。
今泉:私も同じような経験があります。 プライベートジェットのいち客室乗務員だけで働いても良かったと思います。
ティム:でも、そうしなかったんですね?
今泉:はい。「より多くの方のお役に立つ準備ができた」と感じたので、会社を設立しました。自分の業界だけでなく、もっと多くの方にホスピタリティを伝えたくなったのです。
ティム:麻衣子さんのキャリアには一貫性があって、そこが好きです。 でも、とても悩んでいた時期もありましたよね。
今泉:ありました。「これをやるべきだろうか」「どうやればいいのだろうか」と迷ってばかりでしたね。
ティム:あのとき、二人で「やってみよう」と言い合いましたよね。その瞬間のことを忘れられません。ただ正直に言うと、口では「麻衣子さん、あなたならできる」と言いながらも、心の中では「本当に大丈夫だろうか」とも思っていました。
今泉:(笑)
ティム:でも、いつも中心にあるのは人への情熱です。お互いの軸ですよね。
今泉:はい。だからこそ、単なる友人としてではなく、事業と事業として組むことにしました。
日本と韓国、そしてその先へ

今泉:ティムさんは、いろいろなフレームワークを使って研修をされます。それは私にはない強みだと思っています。
ティム:職場では、お互いを知るための時間が十分あるとは限りません。だから、相手のスタイルを理解するための「近道=ツール」が必要です。そのツールを分け合って、共通の言葉を持つことが、文化をつくることの一部になるのです。
今泉:ティムさんが体系立てて教えて、私は感情や心理の部分を伝える。たとえば二人で一つの企業の研修に入れたら、その両方をお渡しできますよね。
ティム:どうなるか楽しみですね。
今泉:日本と韓国の両方で、そしてできれば第三国でも、一緒に仕事ができたらと思っています。 グローバル人材の研修というと、語学力や制度の話になりがちです。でも私たちがお届けしたいのは、言葉が違っても国が違っても変わらない、人と人との関わり方です。
ティム:14年前、私たちがこんなふうにここにいることは想像もしていませんでした。これからの14年が、私たちにとっても、読んでくださっている方にとっても、いいものになればと思います。
今泉:こちらこそ、ありがとうございます。いい提携にしましょうね。
後半では、ティムさんが会社に掲げている言葉「The future is still human」について話します。
AIの時代に、人に残るものは何か。どうぞお楽しみに。
グローバル人材の育成や、社員研修のテーマに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、まずは今の状況をお聞かせください。 日本語でも、韓国語でも、もちろん英語でも、対応できる体制が整いました。


