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異文化は時に価値観がぶつかる。東南アジア出身の整備士と私

7月3日
読了時間: 3分

みなさん、こんにちは! 株式会社グランジュテ・インスティテュートの今泉麻衣子です。


現役プライベートジェットCAとして20年、世界87カ国・VVIP3,000人以上と向き合ってきた経験をもとに、異文化コミュニケーションと、ホスピタリティについてお伝えしています。


これまでのエピソードでは、異文化を越えて心が通じ合った瞬間をお伝えしてきました。 でも、異文化コミュニケーションがうまくいかなかった経験もあります。


今日は私がまだ答えを出せていない話をします。



大好きな同僚が、想像を超えることを言った



プライベートジェットの現場では、多国籍のスタッフと働きます。 その中に、仲良くしている東南アジア出身の整備士がいました。


彼は信頼できる同僚で、とても熱心なムスリムでした。


ある日、何かの話の流れで、同性愛の話題になりました。 そのとき彼は、強い言葉で、同性愛の概念を否定しました。


驚いた私が「自分の子供がもし同性愛で、カミングアウトした場合はどうするの?」と聞くと、「反対する」「何が何でも矯正させる」と。



対話ができなかったことをずっと後悔




私は「それはおかしい」と言い返したい気持ちがこみあげていました。 でもその時は結局、私が感情的になってしまい、言葉を失い、建設的な対話ができないままその場が終わりました。


後からずっと考えていました。


もっと対話すべきだったなと。どうしたら良い対話方法ができたのかなと。


彼の信仰する宗教では、伝統的に同性愛が禁じられています(もちろん諸説あり、昨今はいろんな方が増えています)。


その環境で育ってきた彼にとって、同性愛を否定する言葉は「当たり前の感覚」です。


私はその考えに「うんうん、分かるよ」とは言えませんでした。考えに共感できなかったのです。


でも、もし「なぜ、そう思うの?」と聞けていたら。彼を言い負かすためではなく「あなたにはそういう背景があるんだね」と伝えられていたら。 そんな歩み寄りができたのではと今でも思います。


もちろん、それが簡単なことではないのも分かっています。



正解は、私にもまだわからない



異文化コミュニケーションを伝える立場でありながら、私自身も完璧な正解は持っていません。


こうした過去の出来事を思い返しては、「あの時どうすれば良かったのか」と今でも考えることがあります。


でも、考え続けることに意味があると思っています。


だから私がお伝えしたいのは「正解」ではなく、一緒に考えるきっかけです。 価値観がぶつかった時、押し付け合わず、でも100%迎合もしない。 フラットな気持ちで理解する方法とは。


答えはすぐには出なくても、その問いを持ち続けることが、異文化コミュニケーションの出発点なのかもしれません。


みなさんと一緒に、考え続けていきたいと思っています。



異文化について一緒に考えませんか



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インバウンド対応、グローバルチームの育成など、現場の課題に合わせてご提案しています。

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