異文化コミュニケーションは他人事じゃなく「あなたごと」。一緒に考えていきませんか?
更新日:8月11日

みなさん、こんにちは!株式会社グランジュテ・インスティテュートの今泉麻衣子です。
現役プライベートジェットCAとして20年、世界87カ国・VVIP3,000人以上と向き合ってきた経験をもとに、異文化コミュニケーションとホスピタリティについてお伝えしています。
今回から新しいシリーズをお届けします。
テーマは「異文化コミュニケーション」です。
「なんか難しそう」「英語が得意な人の話でしょ?」と感じた方、ちょっと待ってください。 このシリーズは、そういう話ではありません。
あなたの日常の中にある話です。
こんな経験、ありませんか?

外国人のお客様が来た瞬間、他のスタッフに任せてしまった
職場に外国人のメンバーが入ってきたけれど、どう話しかければいいかわからなくて、なんとなく距離ができている
街で外国人に道を聞かれて、なんとか答えたけど、本当に伝わったかどうか不安だった
こういった場面、最近増えていませんか?
もしひとつでも「あるある」と感じたなら、このシリーズはあなたのために書いています。
異文化コミュニケーションは、英語力の話ではない

「外国人が苦手」「インバウンドの対応が不安」と話すと、「じゃあ英語を勉強すれば?」という答えが返ってくることがあります。
でも、私はそうは思っていません。
20年間、多国籍のVVIPと向き合ってきた中でわかったのは、英語が流暢でも異文化コミュニケーションが苦手な人がいるということ。 逆に、片言の単語とジェスチャーだけで、VVIPと心を通わせられる人もいます。
この違いはどこにあるのか。
それは「外国語を話す技術」ではなく、「異文化コミュニケーションができるかどうか」です。
日本と世界、2つの方向から考える

異文化コミュニケーションというと、「外国人と関わる日本人側の話」だと思われがちです。 でも実は、2つの方向があります。
①外国人から見た日本という異文化

外国人から見ると、日本人の「当たり前」は異質です。
言わなくても察してくれる
イエスでもノーでもなく「検討します」という言葉
空気を読んで自分からセーブする
これは日本独自の、相手を思いやる美しい文化だと思います。 でも、この「当たり前」は外国人には通じないことが多いのです。 外国人からすると、「ノーと言われていないから、イエスだよね」と感じます。
②日本人から見た外国人という異文化

もう一つの方向は、日本人が外国人と関わる時の不安やマインドセットです。 「外国人のお客様にどう声をかければいいのか」「外国人スタッフにどう伝えればいいのか」、そういった戸惑いを感じている方は多いのではないでしょうか。
どう向き合えばいいのか、このシリーズでお伝えしていきます。
私が伝えられるのは、この両方の視点です。 世界87カ国以上を訪れながら様々な国籍の方と働いてきました。 だからこそ、世界から日本を見る目を持ちながら、日本人の感覚も理解しています。
その両方があって初めて、異文化同士の橋渡しができると思っています。
「私には関係ない」は、もう通じない時代かもしれない

「私は外国人と関わる仕事じゃないから……」と感じた方もいるかもしれません。 でも少しだけ、周りを見渡してください。
街を歩けば外国人観光客とすれ違う。 飲食店では外国人スタッフが対応してくれる。 マンションの隣に外国人家族が引っ越してきた。 子どものクラスに外国籍の子が転入してきた。 接客業の方だけの話ではありません。 グローバル企業だけの話でもありません。
異文化コミュニケーションは、すでにあなたの日常の中にあります。
このシリーズで一緒に考えていきたいこと

このシリーズでお伝えしたいのは、「こうすれば正解」というマニュアルではありません。
なぜなら、異文化コミュニケーションに完全な正解はないからです。 ただ、ひとつだけ言えるのは「”なぜ”と考えられる人は、異文化という橋を渡れる」ということ。
「嫌だな」で終わらずに「どうしてそうなんだろう?」と一歩立ち止まる視点。 それがあるだけで、外国人との関わり方は少しずつ変わっていきます。
これから、私がプライベートジェットの機内や日常で経験した小さなエピソードを通じて、一緒に考えていきたいと思っています。難しい話はしません。 「あ、そういうことか」という小さな気づきを積み重ねていけたらうれしいです。
異文化コミュニケーションは、他人事じゃない。 あなたの日常にある、「あなたごと」です。
異文化について、一緒に考えませんか

「なぜそうなったのか」を一緒に考える場を、つくりたいと思っています。 異文化コミュニケーションや、ホスピタリティの研修・講演のご依頼は、HPよりお気軽にご相談ください。
インバウンド対応、グローバルチームの育成なども、現場の課題に合わせてご提案しています。


